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執筆者の写真yellow lele

沖縄 慰霊の日 〜天に向け祈る光〜


6月23日は、慰霊の日。


沖縄での組織的戦闘が終結した日となります。


戦時中20万人を超える人が亡くなり、県民の4人に1人が命を落としました。


私も幼き頃、祖母から「ひいオバァは、鉄砲玉が口の中に入って死んだ............」


そう聞かされて来ました。


現代に生きる私では、想定する想像する事すら出来ない事が、この沖縄で起きていた。


鉄砲玉がまるで雨の様に降り注ぐ風景。


私:「オバァはどんなして生き延びたの?」 オバァ:「ただただ、運が良かっただけさ。」


当たり前に、親戚や近所の方々が亡くなる、殺される世界。


私は、今生きている。


生きている事って当たり前?


現代では当たり前?


でもそうじゃなくなる時代がまた来るの?


欲に溺れた人類の先に、同じ過ちが繰り返される?


世界を変える事は、恐らく難しい。


だが、自分自身が今生かされている事に気付き、生きる理由を見出す必要があると感じた。


人の心が無くなる世界の先に「戦争」はやって来る。

忘れてならぬもの、それは琉球の心。





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